学校は行けないより、楽しく行けた方が良いと思ってます。

うちの娘は中学生の時は不登校で

たまに本人のスイッチが入って登校すると

次の日必ず大荒れでしばらく寝込んでました。

私は「行け」とも「行くな」とも言わずに 本人のスイッチに任せてました。

これは主治医とも相談して決めた 私なりの見守り方でした。

受験の雰囲気満載の中3の時は 

本気で「この子死んじゃうんじゃないかしら」と思えるくらい調子が悪く、

高校進学も そんなに深く考えなくても また本人が行きたくなった時に一緒に考えればいいかなぁと割り切ってたんですよね。

ただ、この不登校は単なる「経過点」であって 結果じゃない。

私だって中学は半分行ってないけど 楽しくやってます。

やってるけど「やっぱりみんなと一緒に高校に進学したい!」と決めてからは死に物狂いで勉強しました。

娘は卒業式もみんなとは別の日に 支援学級で卒業証書の授与を希望し、

みんなと一緒に去年の春、高校へ進学しました。

もうすぐ2年生になります。

中学でほとんど学習はしておらず、その分の遅れは 今の娘には大きな負担になっているようですが 学校の先生とも相談しながら 何とか進級はできるようです。

友達と出かけ、アルバイトし 高校生活を楽しんでます。

要は「子どもが選択できる環境」が大切だと思っています。

今 不登校でも そのうち急に「行きたくなる」かも知れない。

その時に 親の方が心の準備が出来てなかったり、制服のサイズが合わなかったりしたら 必然的に行けなくなっちゃう。

それ。

選択出来なくなってますよね。

今は高校もいろんな通学の仕方、学び方があるので 義務教育の間 不登校でも 進学してちゃんと卒業している方もたくさんいらっしゃいます。

「うちの子、学校へ行かないって決めてるから」と言ってた友人。

その子は小学3年生から3年間、一度も登校しませんでした。

お母さんは しゃあないなぁと言いつつも 中学校の制服は準備されてたんです。

そしたら中学校の入学式の次の日。

突然「私、今日から学校行くわ!」と言い出し 3年間ほとんど休むことなく、部活に励み 高校へも進学しました。

いつ、どうなるかなんてわからない。

でも子どもがどんな選択でもできるように 親の方の心構えは必要かも。

「うちの子、学校へ行きません」と悩んでらっしゃるお母さんが多いですが、ここはじっくり待ってみるのも一つかもしれません。

この時期になると いろいろ思い出します(笑)

過ぎれば笑えることばかり。

一緒に笑いましょう。

呑気な母@サリー