よく怒る人、います。

ハッタツ当事者さんの中にも 結構おられます。

側から見ると 「え?そんなことで?」って思うようなことでも 怒り狂う人、います。

そうすると 当然 人が離れていきます。

「悪いのは自分ではなく相手なのに なんで自分が避けられなければならないのか。」

そうおっしゃる方もいらっしゃいます。

良いか悪いか。

正しいか間違ってるか。

私たちハッタツ当事者は こうした「ゼロ100思考」になりがちだと言われています。

私は ハッタツ当事者同士の揉め事が起こった時、双方から相談を受けることもあります。

どちらの言い分も わかる。

わかります。

けどね。

人間関係って折り合いなんですよね。

話のある部分だけを切り取って受け取って感情的になるのもハッタツの特徴だなぁと感じます。

揉め事の度に白黒つけちゃうと 折り合いどころか決別しちゃう。

これが我々ハッタツが人間関係を上手く構築できない理由のひとつでもあるのだと思います。

怒りは「第2感情」と呼ばれるそうです。

その底の底にある「第1感情」が潜んでいることが 周りの人にはもちろん、本人も気づかないことが多くあるそうです。

第1感情とは何か。

ズバリ!「分かって欲しい」「不安」だそうです。

そうなんです。

私たち、分かって欲しくて不安がいっぱいなんです。

意見が他者と違うと「自分が否定されてる」と捉えがち。

そうじゃないんですよね。

↑これがしっかり分かっていれば 怒る必要がないのです。

自己肯定感の低い人ほど よく怒ります。

この時の怒り。

自分を防御してるんですよね。

でもこれじゃあ 周りに理解されたり共感されるどころか 人が離れていくのも納得。

だって すぐ怒る人と一緒に過ごせないですもん。

この自己肯定感を上げるのって ちょっとやそっとじゃ難しい。

私ですか?

私は私が大好きです。

大好きになれたんです。

かつてはずっと死にたいくらい 自分が大嫌いでした。

ではどうやって?

それは仲間のおかげです。

専門家やお薬の力ではなかなか自己肯定感は上がりません。

だから こうして当事者会をしたり ピアカウンセリングをしています。

障害者だけではありません。

自分と同じ境遇や似た経験をした仲間がいることって 誰にとっても大切なことなんです。

当事者の集まりでは お互いに否定がない世界をお互い作っています。

6月も居場所スペースFREENEはオープンしますよー!

1人で悩む仲間が 少しでも笑顔になれますように。

お待ちしています。

私が一番支えられてます@サリー