発達障害の特性があることって 損なんでしょうか。

私の答えはNOです。

時々「どうしたら そんなに明るくなれるんですか?」と質問を受けることがあります。

私は根は明るいかも知れません。

でもこれまで 何度も鬱にもなり、初めからこんなにポジティブだったわけではないのです。

夜になるとその日にあったことを無意識に思い出して「あの時言った言葉で相手が気を悪くしてないだろうか」「あの時の私の行動は間違っていたんでは?」なぁんて 答えが出ないことで悩み、不眠になり…

そんな時期が長くありました。

今では 何があろうと3秒で寝れちゃう恐ろしさ!

人は変われるのです。

もちろん時間はかかるし その時間も個人差があります。

発達障害の特性を損にするか、得にするか。

それは自分次第なのです。

私は講演の時にいつも最後に言う言葉があります。

「発達障害で良かった!」

そうなんです。

もちろん特性のせいで これまで辛いこともいっぱいありました。

誤解されて 人が離れていくこともたくさん経験しました。

けれど、いつでも 人はやり直せます。

何事にも「遅い」はない!と信じているのです。

この信じるという言葉。

ネガティブな人との違いはここにあるかも知れませんね。

私はとても感覚を大切にしています。

言葉で上手く説明出来ないことも、この自分の感覚で感じたことは 譲れません。

これが私のこだわりなのかな。

まずは自分を信じてみる。

ダメだったら傷つきます。

傷ついても傷ついても 私は自分を信じてきました。

発達障害当事者の方は みんな辛い経験で内面はボロボロ。

でも。

それでも 発達障害が損だとは私は思いません。

障害があるとかないとか。

そんなことで人の価値は決まりません。

「もう誤解されるのはいや!

変わりたい!」

私は10年前にそう思い、がむしゃらに勉強して 自分と向き合ってきました。

それでも失敗もたくさんし、不義理もしてきてしまいました。

発達障害当事者の傷ついてるのが私には堪らなく辛いのです。

なんとか みんなに元気になってほしい。

特性があっても堂々と生きてほしい。

そんな想いでライフスキルのプログラムを作りました。

発達障害をプラスに変える。

そのためには個々に勉強する必要もあります。

今日の「支援されやすい人」。

レジュメもいい感じで出来ました。

得せんでええから損はせんといてよ!

みんなで笑って生きていけますように。