我が家はステップファミリーです。

私も3人の子どもたちも発達障害。

夫はそれを承知の上で私と再婚してくれました。

かといって夫が発達障害について猛勉強したり…ってなことはありません(笑)

「俺は発達障害を理解したいのではなく家族を理解していきたい」というのが夫の考え。

その中には当然、発達障害特性の事も含まれています。

そう、含まれているだけなのです。

私たちはよく「発達障害だから」という表現に出会います。

正直、すっきりしません。

発達障害の前に個人として、人としての「私」を見てほしいです。

これって当然の感覚ですよね。

話は逸れましたけど。

嫌なことがあると

障害特性があるから「しなくて良い」とかそうではなくて。

「人」として嫌なことを避けては生きていけません。

だからといって苦手な事とどう向き合うか。

いかにやる気の「スイッチ」を入れる事ができるか。

ここが支援の難しさだと思います。

特に我が子。

親子だからこそ伝わらない事が多すぎてこのところ疲弊していました。

ところが。

発達障害の概要さえほとんど知らない夫が、子どもたちの「スイッチ」を入れるのがなんか…上手い。

別に怒ったり押し付けたりするわけでもないのに。

子どもたちも夫とは血のつながりがない事はわかっているので、かえってその分夫の言葉を受け入れるのかしら?

私がこれまで「支援の必要な子どもだから」と視野が狭くなっていたのかしら?

「お母さんは何かと”発達障害”に結びつけてものを言う!」と常々子どもたちに言われてきたのは、私が子どもたちを「この子は『発達障害だから』」とフィルターにかけて見ていたのかもしれません。

「それこそ出来へんことは仕方ないねん。

でも出来ることは嫌でも一生懸命せなあかんねん。

どうあれ、ゆっくりでも踏ん張る力は人としてつけないとあかん。

その上でしんどい事は助けてもらって生きればいいんじゃないの?」

と夫。

なるほどね。

という私も、このところのハードスケジュールに追われて家の事が疎かに。

ついにまた昨日は我が家のガスが止まってしまいました(T_T)

支払い忘れです。。。

「毎月の支払いが共有出来るように専用のホワイトボード買おうか?」とこれまた怒りもせずに提案してくれる夫。

「お母さんどんまいやで!」と励ましてくれる子どもたち。

私のスイッチも入りました。

今夜は数ヶ月逃げてきた書類整理と家計管理に時間を費やします。