我が家には3人のハッタツっ子がおりますが…

もちろんスムーズではありません。

それぞれに不登校にもなりました。

抑うつ状態にもなりました。

リスカした子もいます。

昨日のフォーラムで精神科医の先生と通級の主幹教諭の先生とのご縁をいただきましたが。。

結局のところ、生きていくのに必要な事って突き詰めていくと「人柄」なんですよね。

私は講演会でもよく「私たちは愛されキャラになるしかない!」とお話しています。

昨日の近藤先生もやはり「IQより愛嬌」と断言されていました。

そうなんです。

卒業して社会に出た途端、必要なのは通知表ではなく人間力です。

じゃあ、愛されキャラになるには?って話です。

これ、実はほんとにシンプルなんですが「ありがとう」と「ごめんなさい」が素直に言える人、なんですよね。

UnBalanceのライブスキルWSでもテーマごとにいろんな課題をみんなで勉強しています。

でもこれは、できない事をできるようにする。のではなくて

できない事を自分で理解し受け止めて、周りに助けてもらう。

なのです。

周りに助けてもらうには相当な自己肯定感の高さが必要になります。

自己肯定感は人とのつながりの中でしか高めていけません。

それも共感してもらえる環境、自分の心の居場所、が大切なのです。

近藤先生がお勤めの横浜市は古くから支援教育は全国区でもかなり進んでいる地域です。

昨日のフォーラムで近藤先生にお会いしてお話を伺い、それがなぜかよくわかりました。

そして、近藤先生の教育(支援)方針は「本田ベース」。

つまり昨日のフォーラムの信州大学の本田秀夫先生と連携されて作り上げてこられたものなのです。

本田先生も近藤先生もとにかく「人」を重視しておられます。

私たち保護者の立場では、子どもの将来を案じてついつい勉強させたり学力をつけさせようとしたり、さらには無理に学校へ行かせようと必死になったりしがちです。

いい高校、いい大学へ入って、いい企業に就職すればなんとかなる。のはバブルで終わりました。

時代背景とともに増えている発達障害。

明治2年から150年続いている集団化を強いる教育はこぼれ落ちる子どもをますます増やすと考えられます。

成績が良くても死にたいほどの鬱になったら…

自分の子どもがそうなるなんて子どもが小さいほど想像できません。

だからって勉強しなくて良い、学校に行かなくても良いのではなくいかに本人のモチベーションを上げさせるか。です。

かく言う私も35年前、中学2年の時に精神科に入院しました。

入院するまでの私が成績優秀だったことが今、役に立ってるのかどうかはわかりません。

とは言うものの、親だって人間。

そんな簡単に子どもの障害特性を受け入れられるはずもなく(笑)

とにかく、保護者もつながりを持つこと。

孤立しないこと。

これが1番大切だと思っています。

泣き言が言える場所、

怒りをぶつける場所。

子どもでもなく学校でもありません。

しばらく開催できてませんが…

そろそろ親の会もしたいなぁと考えています。

学校問題。

ひとつずつ。ゆっくり。

保護者も子どもたちも良い方向に向かえるようつながりましょう!