4月1日(土) FREENEに5人の小中高生が集まって ワイワイと当事者会を開催しました。

テーマはこんな学校なら行ってみたい。

公立高校のコーディネーターの先生にオブザーバーとして入っていただきました。


今回、参加者年齢に差があり ファシリテーターは いろいろと次の課題も見つけたようです。

実際に開催してみてわかったこと。

義務教育の小中学生と高校生では、まず 悩みが異なること。

今回参加した 高校生2人は別々ながら どちらも通信制高校に通学。

中学時代に不登校を乗り越えて 自分の進路を自分で決めてそれぞれに楽しんでいる2人。

義務教育の小中学生は その環境しか知らないので「こんな学校」といわれてなかなかピンと来なかったらしいのです。

そう。自閉症の三つ組といわれる特徴の1つ「想像力が弱い」ところもあり 見えない「理想の学校」はなかなか意見が出しにくいようだったそうです。

ただ、1つ結論が出たのは

「まず登校する →登校できたらなるべく教室(現学級)で過ごす →教室でなるべく長く過ごす」というのを『目標』にされるのがしんどい!とのこと。

現学級で過ごすのがしんどいから 支援学級にいるのに、なぜ義務教育の小中学校は そこを目標にするのか。

それはみんなのしんどさのようです。

それから先生方のしんどさが 自分たちに伝わってくること。

きっとこの子たちは とても過敏で 空気は読めねど 感じる力は相当あると思うのです。

今、どこの支援学級も人手が不足し十分な 特別支援が受けれていない学校もあります。

その中での先生方の負担も相当。

その疲れが子どもたちにダイレクトに響いているのでは?

とにかく、実際にこうして開催してみて 見えてきたこと。

実は親の私たちは 子どもたちの話し合いとは別に ワイワイと親同士の交流をしていたので これは ファシリテーターを務めた 娘からの報告です。

「今度は工夫してまたやってみたい!楽しかった!」と本人話し合い申しております。

次回 また新たなメンバーが入ると雰囲気も変わると思います。

「しんどいのは自分だけじゃない」

みんなが孤立せず そう思える居場所でありたいです。

それにしても オカン同士はよく笑う@サリー